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中学校の英語の授業参観(2)

今日は、地元の中学校の授業参観があったので、また出かけていってみた。

実は、先日書いた、授業参観の感想は、2年前に参観した時の感想だったので、今日は、それからどんな風に変わっているのか、はたまた、変わり映えないのか、少し楽しみに行ってきた。

参観したのは、3時間目の3年生の英語の授業と4時間目の1年生の英語の授業だった。実は、今年の6月から、初めて中学でも、少人数指導ということで、1つのクラスを2つのクラスにわけて、少人数で授業をしているそうでそれを楽しみにしていたのだ。

まず、授業全般で感じたことは、少人数になったことで、とりあえず、全員が授業に参加しているということだ。前回参観したときは、一番後ろの席の生徒のうち2~3人は、机の下で内職したり、机にうつぶせに突っ伏していたりと、授業を放棄している生徒が少しいたのが、さすがに、1クラス20名以下となると、先生の目が行き届くので、そういう態度の生徒はいなかった。

クラス分けは、3年生に関しては、一応、チャレンジクラスと基礎クラスに分かれているようだが、あくまでも、自己申告だそうだ。ただ、1年生に関しては、初めての英語ということで、単純にクラスを2つに分けられてしまったそうで、どちらが上とかそういうクラス分けではないそうだ。

で、1年生の方は、2つのクラスを見学できたのだが、先生の指導力の差が、歴然としていて、なんだか、指導力のない先生のクラスの生徒達は、みな眠そうで、かわいそうだった。 少人数って、そう考えるといいことばかりでもないのかもしれない。まあ、少人数でなくても、先生には当たりはずれはあるのだから、別に少人数だからという欠点でもないのかもしれないが、少人数クラスになる場合、そこの学校では、講師として、英語と数学の先生が新たに加わっているので、あまりベテランでない講師が担当になる可能性もでてくるようだ。まあ、逆にすごくいい講師が来る可能性もあるから、まあ、なんともいえないんだけどね、、、。

今年の先生は、テンポよくレッスンを進め、また、ペアワークをたくさんしていて、子供達が発話できる機会をたくさんつくっているようで、好感がもてた。ただし、もう一人の講師の先生のクラスは、眠くなる授業だったので、問題ありだけどね、、、。

あと、見学中に生徒が言った言葉で興味深いものがあった。CDの後についてリピートしたり、一緒に言ってみるっていう時間があったんだけど、一人の生徒が、「先生、もっとゆっくりにして。」って言ったことだ。

中学の教科書の音は、実は、かなりゆっくりで、とても聞き取り易いのだが、その音でさえ、英語初心者にとっては、速い音なんですよね~。

そう考えると、乳幼児期に「掛け流し」をしている子供たちにとっては、そんなリピートや暗唱なんて、「朝飯前」って感じがしてしまった~。

私は、どうしても、元が中学の英語の教師なので、そういうレベルでみてしまうんだけど、そういうレベルからみたら、乳幼児期からの英語ってすごいなぁって勝手に思ってしまっている。



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